障がい者を純粋無垢に描くいつものパターンかと思ったら全く違ったでござる!
純粋さがむしろ周囲の本音を暴き出してしまうというトリックスターの役割になっているところが面白かった。
ただ、映画の構造として…
純真無垢であることは人間関係を築くにあたってなんとも不利であり残酷なんだろう。
どの場面を切り取っても絵になる映像。雪深い冬の札幌。肩に積もる雪が美しかった。
出来ることなら完全版で観たかった。
理…
白痴者がその善良な人柄と相手の本質を見抜く無垢な眼差しによって二人の女から同時に愛されるけれど、彼の純粋さはその人自身の中の醜悪な部分をも映し出し、感情的相剋によって互いが傷つき諸共堕ちていく。ドス…
>>続きを読む黒澤明監督が敬愛するドストエフスキーの名作に挑んだ野心作。
「この世の中で真に善良であることは、白痴に等しい。」
戦後、冬の札幌を舞台に、戦争トラウマで白痴となった復員兵・亀田、彼を愛する2人の…
ドストエフスキーの同名小説の映画化。オリジナル版は260分あったと言われたが、公開版は160分にまで短縮された。
ムイシュキン公爵(本作の亀田)はイエス・キリストを原型として作られた人物。真に善良…
ドストエフスキーの白痴、原作未読
黒澤明監督が手がけたということで観ました。監督の演出や大げさな演技が、悲劇を表現したいのだろうけれど気になります。
原節子が、妾役で感情表現が激しいのにびっくり…
【原節子はこういう役も出来るんだぞ!】
控えめでおしとやか、そんなイメージは本作の原節子にはない。本作で原節子は政治家に囲われ、邪魔になって手切れ金と共に押し付けられる女。男を惹きつける魔性の美貌…
黒澤明が敬愛するドストエフスキーの小説 「白痴」が原作。
主人公に魅力がなく内容的にも観ているのがかなりきつかった。
役柄もあるけど原節子の存在感が素晴らしく、完全にスターのそれ。
三船敏郎は今まで…
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