白痴の作品情報・感想・評価・動画配信

「白痴」に投稿された感想・評価

白痴って谷崎だったけかな?監督は…オープニングで2度驚く。
そうですか、そうなんですね…黒澤監督とドエスト…ドストエフスキー。
それが最初で、観終わって、初・原節子を観て、THE女優だ、と震えた。「エヴァの総て」や「サンセット大通り」を思い出した。
菊千代も官兵衛殿も、あの官兵衛殿と仲の良い人も久我美子さんも出てたけど、私にはTHE原節子。そして、東山千栄子。毛穴全開で大野家のご婦人で、THE女優2人の作品。しかもドストエフスキー。読んだことない。
途中で寝そうになったけど、2人のお陰で寝落ちせず。

ストーリーは、うんうん、という感じだった。

会話と、俳優さんたちの表情、雪ってこんなに白かったんだ、でもカラーで見てみたい、黒澤明×白痴って2度美味しいな、などなど。

無意識で出る言葉が、ナチュラルにセリフになってた。
1番痺れたのが、タエコとアヤコの対峙。目ひん剥いてて、すごい…。
次、何を言うの?怖い怖い。ホラーばりだった。

人間の優しさとかなんとか説明文にあったけど、亀田さんが優しい人であって一括りは、とても危険だな、と思った。
しかし、亀田さん無意識の優しさは罪だ。

女優2人にシビレ疲れた。見終わってから数時間、惚けてる。
DUN

DUNの感想・評価

3.6
ダークな原節子。ほぼ小津作品でしか見ていなかったのでなかなかの衝撃でした。
ロシア、ドストエフスキーが原作なのね。
今だとなかなか映像化できなさそうな作品でした。
途中色々と端折り過ぎだと思っていたら完全版4.5時間もあるとのこと
ぜひそっちの方も見てみたい。
若かりし日の三船、なかなかのイケメン
超強いダーク原節子。何度か哄笑するけどその時の顔は一度も写らないのが乙。千秋実に嫌味だけ言いに来てスケートで去るところ笑える。グループショットにおける人物配置とキャメラポジションに惚れ惚れ。リアリティを求める映画ではなかった
Roca

Rocaの感想・評価

4.0
森雅之の目から涙がこぼれるシーン、女たちの対決シーン、お札のシーン、お守り交換のシーンなど印象的な場面がたくさん。
原作を読んでみたい。
三船敏郎のウインクにズキュンときた
原節子は高笑いする時、どんな顔してるんだろう
本読み終わる前に映画見てしまった。ナスターシャフィリポブナとか外人の名前より見やすくていいよね笑
okome

okomeの感想・評価

4.0
1951年の札幌が美しい。
雪に埋もれた街、札幌駅、鉄道管理局、二条市場、北大ポプラ並木、有島武郎邸…
なんといっても中島公園の氷上カーニバル。
戦後5年半で製作されてる凄さ。

原節子、森雅之、三船敏郎、
顔というか眼で演技してて圧倒される。
DAIRIKU

DAIRIKUの感想・評価

3.5
文学を映像で観ているような

幻想的で狂気を感じる撮り方が印象的
tanayuki

tanayukiの感想・評価

2.6
▼2020/05/02 DVD登録。スコア2.6

極端なキャラや状況を切り出すことで、ある種のことがくっきりと見えやすくなるのは間違いないが、ちとおつむが足りない人を持ち上げて、そこにピュアな理想を背負わせるのは、いまとなっては禁じ手に近い。むしろ、そういう人たちも自分たちと同じように、尊い面もあれば汚い面もある。それも含めて人間だというほうが、少なくとも、いまの自分にはしっくりくる。

純粋無垢(イノセント)というのは、イコール白痴でも子どもでもないし、そもそもそんな純度の高い人間がいたら、息苦しくってかなわない。でも、ごくたまに、びっくりするくらいピュアな感情が、漏れ出てしまう瞬間がある。そういう人間こそいとおしい。

ドストエフスキーや黒澤の真実を求める心は、自分には眩しすぎる。厨二病は、もうずいぶん前に卒業したよ。
#62 4月ラスト
ドフトエフスキーを敬愛する黒澤明の入魂の一作。原作を7度以上読み込んで挑んだとの事。


第一部と第二部に分けて公開されるべく、とんでもない長さの4時間25分の作品として完成したが、やむを得ず切ったシーケンスを文章テロップで説明することで、2時間46分の作品として一般公開となったという不運な作品である。

厳選し残った2時間46分はワンカットずつありがたく鑑賞しました。

原作では1868年(明治元年くらい)のロシアを舞台としており、昭和20年代の札幌に置き換えての撮影と演出、カットの切り替え方法に違和感あり。

黒澤作品としては珍しくキネマ旬報でベストテンに入らなかったが、ロシアでの評価は高い。

小津安二郎監督以外での原節子は役の設定でも新たな表情を垣間見る事ができた。

今作での黒澤明の名言。
カットしたいならフィルムを縦に切れ!
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