白痴の作品情報・感想・評価

「白痴」に投稿された感想・評価

いぬ

いぬの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

寝ぼけて見たせいなのか
イマイチラスト付近を理解できなかった、、

白痴だったのは私だったわ、、
独り言

独り言の感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

芝居掛かった台詞や人物は鼻に付くものの、そこは黒澤明、飽きずに観させる。
ベソベソ暗くなりそうな話だけどなんかカラッとしてるんだよなぁ…。

久我美子は女性版三船敏郎という感じで如何にも黒澤明好みの画面映えする女優さん。だけど原節子がいいなぁ。
またいつもの人間は変われるのかという人物なんだけど、この人も色々やれてどれも魅力的。
黒マントの装いも美輪明宏の黒蜥蜴みたいだった。
黒澤最大の混迷作。かなり貴重な映画です。「白痴」

予定上映時時間4時間32分。カットされて3時間2分。それでも長すぎると現在の2時間46分。当然黒澤天皇は激怒して「どうせなら縦に切れ」と言ったそうです。
私がプロデューサーなら編集にその筋の鬼とまで謳われた浦岡敬一さんに依頼してここから1時間40分くらいまで短縮を命じたい。

第二部の前半あたりで森雅之が久我美子をひたすら追いかけるくだりは映画的活劇を感じましたが殆どが演劇的俯瞰で支配されております。

恐らくは誇張された伝説と思いますが原作ドストエフスキーへの敬愛のあまり黒澤は重圧から手首まで切ろうとして三船敏郎に寸でのところで止められてそうな。全くこの頃か周囲に手を焼かせるドン・キホーテですw

そもそも何で松竹で撮ったんだろう?そのいきさつが一番興味深いところです。

シェークスピアを大胆なB級犯罪映画に仕立てるオーソンウェルズ(「オーソンウェルズのオセロ」)や軽々と脱構築させるゴダール(「ゴダールのリア王」)更にはブレッソンの「白夜」「ラルジャン」を例に挙げるまでもなく世界的文芸作品映画化は「畏怖」から脱却しなければ絶対に「映画」として拮抗出来ません。

でもやはり無視できない一遍なのは原節子と久我美子という日本映画の宝女優に挟まれ「どっちをとるの?」と山口百恵の(絶体絶命)ばりに詰め寄られる森雅之にひたすら嫉妬する所以ですw

私ならこの瞬間が味わるなら・・・
のぐち

のぐちの感想・評価

4.3
原作のロゴージンに三船敏朗、ナスターシャに原節子という配役が神。
原作を読んでないとわからないだろうなという感じはする。
赤間の家、ラストの赤間と亀田がすばらしい。日本でもロシアでもないような、でもぴったりときて美しい気がする。
ノーカット版が失われてしまったのが残念。
だりあ

だりあの感想・評価

3.8
この作品で、黒澤監督は「男」を描く
術は神がかっているが逆に女性や、
恋模様を描く事は苦手なのだと如実に
感じた。

原節子さんがここまで美しく見えない
役は、小津作品ではありえないと思う。
だがその対比として綾子の亀田への感情は
物語のキモとして見所である。

昭和26年の北海道の風景が
残っているのがフィルムの価値として
極めて高いと思う。
1980年5月22日、文芸地下で鑑賞。 

読んだこともないドストエフスキーの原作を、北海道に舞台を移して映画化した作品だが、どうにも分からない作品だった。

「自分が、きっと教養不足なのだろう」というのが、この映画を観た直後の感想だが、黒澤明監督が当初つくりあげたバージョンはこれよりも更に長くて「フィルムを縦に切れ」という名言が残っているほど。しかし、自分には、このカット版ですら長くて仕方なかったので、ノーカット版なんて存在したら、もっと大変なことになっていたような気がする。
pier

pierの感想・評価

3.8
世の中で真に善良であることは白痴に等しい。
凄まじい経験をした者のみに与えられる特権とでも言うべきものか。

森雅之の存在感が半端ない。
しぇい

しぇいの感想・評価

3.7
ストーリーはもちろん、
東京物語の時と全く違う東山千栄子に注目!
ドストエフスキーの五大長編の中ではイマイチかと思うが(ちなみにマイベストは『悪霊』)、この黒澤作品は滅法面白い。

風景も会話も日本離れしている。特に雪まつりのシーンなど夢、いや悪夢の景色のようだ。

『地獄の黙示録』と同じく混沌がそのままこの作品の魅力となっている。
さとう

さとうの感想・評価

3.3
ドストエフスキー✖︎黒澤明 純真な人間を描こうとして主役に白痴を選ぶ意地悪な原作だ。黒澤明とベストコンビとは言えない。
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