スピルバーグの激突とジョン カーペンターのクリスティーンを足して2で割ったようなCARストーキング映画。なのにカーチェイスはゼロ >_<
でも最後はドキドキした。スタッフロールまで繋がって流れる音楽が「28日後」みたいな退廃的な曲調でそこだけ良かった😎

車で旅行中のカップルが、フレディみたいに顔が焼けただれた男に追われる話。
追ってくる、というよりは、なんとなーくついてくる、って感じ。

言葉があまり通じない土地、という設定なのだが、ヒアリング出来るのが基本彼女、場面によっては何故か彼氏、と入れ替わるのがすごく気になった。

こういう低予算ダメ映画あるあるだけど、登場人物、主に犯人の行動が意味不明。
目的がわからない、とかならまだいい。
全てが犯人の計画通りに進んだだろう直後、犯人自らがその全てをぶち壊しにきてしまうという意味のわからなさ。
計画達成直前で、自分への厳しさが出ちゃったのかなあ？

チリのサンチアゴをバカンスで訪れたカップルが、チリを騒がせている殺人鬼の犯行に巻き込まれてしまい殺人鬼に追われる姿を描いたカナダ製のサスペンスアクション。

タイトルから「激突」や「ロードキラー」などのロードサスペンスを期待していたのですが、犯人から執拗に車で追われるような追跡感はあまり感じませんでした。犯人との追いかけっこが始まるのも50分程掛かりますし、この種のサスペンスとしては展開がゆっくりしている印象。

犯人の存在感もイマイチ…動機に纏わる物も謎残し、炎に関する事故かなんかがあったんだろうなという想像は出来るが…。冒頭にカップルのいざこざを描くのなら、事件を追う警察官の視点から犯人の動機をもう少し掘り下げてもよかったんじゃないのかなと思います。

犯人との熾烈な死闘が始まるのかと思いきやそれほどでもなかったし…どうも消化不良感が拭えないです。犯人よりも冒頭のクソ女上司の方がムカついたな(# ゜Д゜)
まあヒロインは可愛かったし、上映時間89分と短めでサクッと観れるのは良い。それなりには楽しめた映画でした。

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