むしの呼吸

ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬のむしの呼吸のネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

丁寧な作りの映画だと感じた。

コメディ映画はあまり観ないから頓珍漢なことを書いていたら聞き流してほしいんだけど、コメディは二種類に分けることができて、ひとつは「世界が全体的に狂っていて、それに画面外から突っ込みをいれるタイプ」と、もうひとつは「馬鹿なひとがおかしなことをするのを脊髄反射で笑うタイプ」なんだと思う。

この映画は後者なので、馬鹿役のひとに「馬鹿としての信頼感」が必要不可欠になる。馬鹿役が下手だと、可哀想になって笑えない。
その点、主役は馬鹿のプロフェッショナルなのでこの映画は本当に安心して笑うことができるし、エンドロールまで面白いんだと思う。

あと、わたしは老人が雑に扱われると笑ってしまうんだと気付かせてくれたのがとても有り難かった。うん。
ありがとうございました。