けーはち

ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬のけーはちのレビュー・感想・評価

3.7
濃い顔のローワン・アトキンソンが活躍する、ソコカシコに『007』などスパイもののパロディ&パスティーシュを取り入れた、スパイ・アクション・コメディ、ジョニー・イングリッシュの2作め。お気楽ナンセンスな作品なのでシリーズをわざわざ追うこともないんだが、新作を見たので後追いで。

今作は香港で建物を飛び移るパルクールなどのアクションのネタが多かったのかな。「スパイものあるあるネタ」や直接的なあのシーンの「ああ、あれね」っていうパロディとして以上に、スラップスティック・コメディとしてはドカンドカン笑えるタイプではなく一応お話は進めつつ「しょ、しょーもねぇ」ってのと「ウフフッ」って笑える程度の軽いギャグが散発されるんだが、天丼ネタで引っ張りつつの「あ、もしかして、これは来るぞ、来るぞ」って感じのオチがおもしろかったので中の高程度の評価。英国王室、ギリギリのネタにされすぎだろう。