切なすぎるよ、この映画。
お酒とか恋とかいろんなことを覚えて、もう高校時代の仲良しで一緒に自転車を走らせた無邪気な3人には戻れないって感じさせる描写が切なすぎた。
心仁と美宝の空港での別れのシ-ンは軽く5回は見直したくらい胸が張り裂けそうになるくらい切ない。美宝の健気さと心仁の歌声にもう涙止まらない。
個人的に美宝が心仁にコ-ヒ-いる?って聞いた時の心仁のジェスチャーでの受け答えが好き。
最初の短パン運動がそういう形で繋がるのかっていうのと忠良が双子のお父さんっていうのはそんな切ない意味が込められてたんだっていうのでまた泣けた。
忠良が双子とベンチに座ってるシ-ンで脚組んでるのを注意する場面が、忠良は本当に大切に育ててきたんだなって感じられた。
「苦を好んで」生きていた美宝と忠良、幸せになると一歩を踏み出した二人のなんとも切ない結末。
大人になるってなんて窮屈なんだろう。
そしてグイルンメイ大好きです。