GF*BFの作品情報・感想・評価

「GF*BF」に投稿された感想・評価

2022.6.26.DVD
時代に翻弄された三角関係
1人で踊れば反抗
皆で踊れば民意になる
グイ・ルンメイは台湾の宝。
グイルンメイがかっこよかったし、美しかった。
鵞鳥湖の夜では特に思わなかったけど、この作品で好きになった。

自由を求めて駆け抜けた時代に、こと恋愛に関しては自分の気持ちを押し殺して生きている彼等の姿がとても切ない。

27年という長い月日を100分ほどにまとめているけれど、決して軽くないし無駄なく流れていて、構成がとてもよかった。

メイバオのベスパもかわいいし、バイクで走るシーンがとても美しい。
台湾に行ったら、玉蘭を買ってみたい。

DVD再販して欲しい!!

このレビューはネタバレを含みます

グイ・ルンメイがかなぁり難しい役柄を演じきってた。単なる美しいだけではない演技派への脱皮を感じた。

シナリオもかなり凝っていて関係性を掴むのに手間取った。タイトルの「*」に大きな意味があったのね。

酸いも甘いも経験してからの美宝の気づきは、きちんと次の世代へと受け継がれていた。
(双子を産んで自らは死んでしまう運命もなかなかのものだし、その子を育てる忠良の愛も深すぎる)
27年間(長い…!)に渡る3角関係を描いた台湾映画。

“自由”と“解放”を主張する彼らの生きづらいことよ…

関係性が複雑で苦しくて
一人許せないやつがいて
「これは合わない映画かもしれない…」
と諦めそうになってたら
最終的にめちゃ感動させられたのでびっくり。
やられたー!

あの瞬間に彼の顔が浮かんで良かった😭

グイ・ルンメイの体当たりの演技は一見の価値あり。
頭刈るのカッコ良かった!!
GF*BF

3人の男女の27年間が描かれた青春映画。

こんなにも切ない三角関係があるのか😱

素晴らしい作品であった👌🏻
おりく

おりくの感想・評価

4.3
それぞれが、それぞれへの愛の形が、時間がたつにつれ変わっていく。それに合わせて3人の関係性も変わっていて、その様子が時代の変化と合わせて丁寧に描かれている。
youyou

youyouの感想・評価

3.0
複雑な男女3人の関係。
過去の高校時代から話が遡る。

あまり感情移入できず、ひとつひとつのシーンが退屈に感じてしまった。

このレビューはネタバレを含みます

3人の話ではなく、1対1対1…の話だった。

人間関係は1対1しか本当は成立し得ない。
そう信じている自分にはこの切り口はあまりに鋭く、また1対1の世界に3人目の視点が入ることでお互いがお互いには見せない面を文字通り『何か』越しに見てしまう。

一方でいい時はいいの呪い映画でもあった。いい時の記憶が彼等を縛り、その繋がりを続けさせようとする呪いの引力が彼ら自身を苦しめる。

影にいきすぎた。
同じ人を好きになった2人が痛みを分け合うその一言と、それに対しあまりにも望みの薄い美宝の未来の話。

そして別れることは目に見えた美宝とシンランの終わりが、学生運動時代多くの観衆の前で恥ずかしげもなく美宝のためだけにできたあのポーズが、自らの子供1人のために返すことができなくなっている。
2人のいい時を終わらす、いい時のポーズ。


しかし、2人の終わりだけで終わらないのが今作。友人という曖昧でありながら確かな信頼関係が彼女を救う。

時代は現代へ。
リャンチャオは育ての親として双子に2人の友人の面影を感じ、振り返っていた。


構成、カッコ良すぎるだろ。
【今は流れる涙がそこへ帰っていく】

『血観音』のヤン・ヤーチェ監督作。
主演は『藍色夏恋』や『薄氷の殺人』のグイ・ルンメイ。今作で金馬奨の主演女優賞を受賞。

男2人、女1人の仲良し3人組。そんな彼らの27年間を描く友情と三角関係ラブストーリーであるが、決してキラキラしたものではなく、どこか痛々しく、くどい描写が長く続き、人間の弱い部分やずる賢い部分、はたまた頭の悪い部分をひたすら映していく。自分とはを見つめ直す27年間の行く末は、結局のところ「自由」「解放」といったメッセージを打ち出し、それは前半の学校の広報雑誌のシーンや民主主義を訴えるデモともリンクするが、長年戒厳令があった台湾の歴史的背景や政治的な背景がチラつき、やはりそこを自然と意識させるのがヤン・ヤーチェ監督の特徴なんだろうなと『血観音』と併せて確信に変わった。

それと同時に、この監督が描く「女性」は素晴らしいなと。弱さや脆さはもちろん、女性が持っている強さも描き切る。社会変動の真っ只中で揺れ動く心と3人の関係性は観ていて面白い。
人生は本当にタイミングなのかもしれない。彼らは完全に自分の想いをぶつけるタイミングを失っていた。だからこそずっとずっと苦しい展開が続く。カラオケでのあのシーンからラストまで一瞬たりとも目が離せなかった。彼らの運命がどのように向かっていくのか…。

『あの頃、君を追いかけた』のようなキラキラしたものではないけれど、あの日、あの時、ああしていたら…とままならない人生を描く台湾映画の1つを代表する作品である事は間違いない。
切なくも微笑ましい学生時代を過ぎ、3人全員がどこか痛々しい大人になってしまっていて、そんな中でそれぞれが成長していく姿が人間らしくて好きでした。グイ・ルンメイとジョセフ・チャンの演技、佇まいで語っていて心を打たれた…。
戒厳令中〜以後の台湾を描いているというところで、今年観た『君の心に刻んだ名前』『返校』のあたりとも共鳴する部分があったけど、こちらの方が野百合学生運動などより政治色が強い印象。
やっぱり台湾映画は自転車とオートバイという勝手な偏見ですが、今回はオートバイのシーンがかなりよかったな…。今年観た中でもかなりお気に入りなのでまた観たい。
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