ばあばちゃん

キューティー&ボクサーのばあばちゃんのレビュー・感想・評価

キューティー&ボクサー(2013年製作の映画)
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ボクシング・ペインティングなど前衛的活動で世界的に活躍するニューヨーク在住の現代美術家、篠原有司男と妻で画家の篠原乃り子の40年にわたるアーティスト生活に密着したドキュメンタリー。

1972年、美術を学ぶためにニューヨークにやって来た19歳の乃り子は、そこでギュウチャンこと篠原有司男と出会い、恋に落ち、有司男のアシスタントとして芸術活動を支えていく。やがて子育てから解放された乃り子は、有司男との波瀾万丈の貧乏生活を題材に、自らも創作活動を開始、その“キューティー”シリーズは評判を呼び、アーティスト魂が爆発していく。カメラはそんな2人の愛と葛藤の軌跡と、2人展に向けた創作の現場を映し出していく。

アカデミー賞(2014年)ノミネート