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鑑定士と顔のない依頼人のlaのレビュー・感想・評価

鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)
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久々の絵画系映画鑑賞。

かわいそうなおじいの映画、、、
女性の肖像画だけを集めた部屋は趣味が悪い。
女性経験少ないおじいの全てをパパ活構造でかっさらった感じ。オークションで入札者の手に渡ったはずの絵が鑑定士の家にあるなんて
警察に言えないだろうと狙った、計算高い犯行、、、

ビリーはこの趣味のために精神汚して協力してるのに、見合う見返りもなかったわけだもんね。ビリーの願いはお金じゃなかったのに。
そりゃ友情なんて育ちませんわね。
あらゆるコミュニケーションの中でギブアンドテイクが出来ていなく、信頼できる人が周りにいなかったのかな。クレアを説明する言葉に天涯孤独とあったけど全部ヴァージルへのブーメランかな。

最後、あの機械人形があり
絵の裏にメッセージとサインがあり
ヴィラが他の人の持ち物だとわかる
順番に周囲が敵だったことが判明する感じ。
非常に辛い。。

贋作の中にも本物はある 
何通りにも解釈しようがありそうな言葉だけど、ビリー、ロバートとヴァージルの間にも多少は友情があったことを祈りたい…

ヴァージルはクレアの言葉や過した時間を何度も思い返して、あの愛が本物だという可能性に賭けてプラハに行くのよね。

細かなところはほぼ全てロバートと偽クレアの手中で起きた出来事だと思うけど
プラハという言葉を出した理由は何かな…
もう一度騙すつもりじゃないよね……
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