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鑑定士と顔のない依頼人のcaorittoのネタバレレビュー・内容・結末

鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)
2.7

このレビューはネタバレを含みます

ずっと見たかった映画。プライムであったので観たけど、うーむ。
確かな目を持つ、威厳ある鑑定士。
でも彼の生い立ちは孤児で、孤児院の教会で罰で手伝わされた絵画修復が面白くてこの道に入ったと。
孤独な人生のまま、その実力と確かな目で、信用と地位を築き上げた。多少尊大だけれど。

彼を気に入らない人も、才能のない彼の友人の画家も、彼を恨む気持ちはわかる。
途中からだいたい最後はわかっていたけど、彼が恨まれるのは多少お門違いでは?

自分の実力と才能ひとつでそこまで上り詰めたのに、ただ孤独で、潔癖で、恋の1つもしてこなかった彼に、あまりにひどいラスト。
かなしいなぁ。
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