鑑定士と顔のない依頼人のTのネタバレレビュー・内容・結末

面白い！
なんと言っても脚本力が素晴らしい。

伏線の貼り方が上手だ〜と思いつつ、秘密の部屋にきたときにもうなんかオチが読めてしまい(彼女が嘘っぽいのはちょくちょく思ったけど)案の定で草。

人間嫌いなのに友人と思ってた人に総じて裏切られるとかどんだけなんだwと思ったけどこのじいさんも悪いことしてきてるし人の恨みは買っちゃダメだし、ほんとに大事なものをやすやす人に教えるもんじゃないな。

爺さんの大事なものはいつしか絵画からクレアに変わっていったんだけど、それすら偽物だったっていうカラクリがなんか美しすぎて久しぶりによく出来た素晴らしい脚本に脱帽です。

本物を見分ける目を持つ男が、自分のこととなると見誤る。よくあるパターンですが物語に落とし込むのが上手すぎていろいろ気になった点はこの際忘れます()

理性と感情がうまく織りなったまさに芸術品だー

‬どんでん返し好きな人にオススメしたい。