水蛇

夜の終りにの水蛇のレビュー・感想・評価

夜の終りに(1961年製作の映画)
3.9
愛すべき小品。

名を成す前の青年スコリモフスキーの半径20mの一晩が、粗い中にも頬に触れていくような生命力をもってパックされてて微笑んでしまう。ファーストアルバムにしかない魔法ってあるけどこれもそんな感じ。この後どんどん技術や知識や視野や経験が豊かになっていくけど二度と再現できないやつ。

友人役の中にポランスキーもいて、当時のコミュニティが垣間見えるのも熱い。ポランスキーがこうなってしまった今となっては…。
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