虐待を受けていた父親に復讐するため、児童施設を抜け出し父親を探して彷徨い歩いていた少年と妻を海で亡くした男の互いの無念を晴らすための異質な共同生活が始まる。
染谷将太は、憎しみを抱えた役をやらせるとすごいハマるなー。
美しい狂気が非常に画になる俳優だ。
が、他の役者が残念だった。
変に型にはまった芝居や、不自然な感じ、シーンによってキャラクターがブレる芝居など見てられない。
映像も予算が少ないことが見てわかるような雰囲気。
眼には眼をの精神ではなにも生まれない、誰かを傷つけることを身をもって知ることでそれを痛感するということなのか、後輩の雰囲気は良かった。
演技に対する評価と作品に対する評価は必ずしも比例しないのかなー。
