このレビューはネタバレを含みます
冒頭から引き込まれた。
全体を通して夏の木々が美しい。
脱獄犯を匿うというハラハラする設定だけど、
穏やかさと大人びた落ち着きのある映画だった。たった5日間の出来事というのもなんだか夏らしい切なさを感じる。
結末は現実的で理想的なハッピーエンド。
逃げ切って一緒に暮らしてもずっと不安は拭いきれないと思うので、ちゃんと罪を償ってから再会することができて良かった。
フランクの過去の入れ方の面白さと主演3人の細やかな描写が印象的だった。
隣人や警官のスリリングな存在感も良かった。