とらわれて夏の作品情報・感想・評価・動画配信

「とらわれて夏」に投稿された感想・評価

Automne

Automneの感想・評価

4.0
忘れ去られし郷愁、逃れられない切なさ、夏、セピア色、幼年時代。
父性の不在は、息子にそれを肩代わりさせようとして強くあろうとさせ過ぎてしまう。ずいぶんと大人びた13歳は、ときに大人よりも理知的に、悟ったように現実を背負い生きてゆく。性の芽生えともリンクして、この少年が大人になってどうなるのか、非常に興味を抱かせる。
ある意味ピーチパイは無粋だと思っていて、だって、出来過ぎでしょう?PTSDとかそれですらないレベルで、主人公の心は傷ついて、何も感じられなくなっている。
大人のわがままを優先してはいけない。
母親も、それと恋したフランクも、ひととしてできているとは言えない。子どもが可哀想としか思えない。だからたぶんこの映画の恋愛的な極点については泣けなかったし、まったく共感できなかった。
大人のほうが子どもっぽくて、子どものほうが大人びていて、過ちを繰り返して、ときが経ったらそれも忘れて。

カメラワークは基本に忠実な印象で、観ていて安心感があった。作中曲の懐かしいような感じ、それでいて不安を煽るような音楽は我々が「完璧な安全圏」にはいられないことを感じさせてくれる。
引きの強い、大衆受けするような展開こそなかったものの、じとっと心の底のほうにのこるような余韻がありました。

このレビューはネタバレを含みます

脱獄犯と恋に落ちる5日間。
シングルマザーと息子と3人で遠くへ逃げる計画も出発直前に通報され、夢見た幸せな暮らしも叶わなかった。
その5日間の中で教えてもらったピーチパイの作り方。高校生になった息子が久々に母に再開して作ったのもそのピーチパイだった。
そして月日が流れ息子はパイのお店をオープン。お店を取り上げた記事がきっかけで25年の刑期を終えたフランクはアデルのもとへ。
感動した。
所々みせる息子っちの気の利いた対応。
なんていい子なんだ。
「とらわれて夏」
yuko

yukoの感想・評価

3.9
2020.3.29 Amazon Prime Video

ピーチパイに泣く。
halka

halkaの感想・評価

4.5
たった5日間の短い夏でした。

心を通わせるにはあまりに短かったけれど、
本当の意味で心と心が出会うのには、時間はいらないのかもしれない。


印象に残っているのは、バリーのシーン
バリーへの接し方でフランクの人柄が伝わる。
母の迎えのシーンは、現実世界の問題提起だろうか。本編の内容とあまり関係ないかもしれないけど、そればかり残ってしまった
yui

yuiの感想・評価

3.5
ある夏の5日間が
脱獄犯とシングルマザーとその息子の
人生を変える物語。

ちょっと空気が重い感じやけど
脱獄犯とシングルマザーの
恋にハラハラした。

傷を埋め合える相手に出会えて
最後は思い出のパイと
手紙からのいい結末で良かった。
niko

nikoの感想・評価

-
そこまで面白くなかった、、、現実味が薄い、少しリトルチルドレンと話が似てる気がする
銀山猫

銀山猫の感想・評価

4.5
 撮影はデジタルですが、Blu-rayの画質は、コントラストが柔らかく、とてもフィルムライクで素晴らしいです。グレーディングが色温度を低めにしているしているのもあるからかも。
 ラストシーンはとても良いのですが、ちょっと唐突な感じがしました。
りっく

りっくの感想・評価

4.1
愛に飢えた母親
父親のいない息子
ぽっかりと空いた空洞
そこにハマった脱獄犯
5日間の濃厚な夏のひととき
回想風に語っている
世間と距離価値観が隔絶
現実に飲み込まれ引き裂かれる
その落差にドラマやサスペンス
ジュノやヤングアダルトはコメディ
オープニング
どこまでも森深くに入っていく
すでに世間から隔絶されている
ご近所付き合い=親密じゃない
すぐに広まってしまう
警察がやけに丁寧
勝手に人の家に上がり込む
ウィンスレットのむっちりした身体
全身から欲求不満が出ている
じとーっとした湿度熱気
ピーチパイ作り
なんでもできる理想すぎる男
3人で生地や桃をぐちょぐちょ
耳元で手順を囁く
間近で愛が作られたのを目の当たり
少年から男への一歩
野球や車のタイヤ交換教わる
高校生になってから実践継承
あのひと夏に囚われている
それが悪いことなのか
養育権父に▶︎また母と暮らす
母は1人で同じ場所に
仮釈放された彼と再会
過去のトラウマ映像
子供が産めない身体▶︎閉じこもり
自分の子供でなかった▶︎妻浮気殺害
やや描写が雑、過去の秘密
とても綺麗な作品で(個人的に久しぶりのBlu-rayだったからか?笑。それも含めて)艶があり、夏の日差しと風を感じた。
緊張と幸福が半々くらい。両方の場合の3人の表情や仕草が繊細で、もはや言葉は不要だった。基本的に子供目線なのも良い。良作に出逢えた。

このレビューはネタバレを含みます

人徳ある囚人。
でもやはり囚人で、世間の目を阻む人なんだ、とどこか思わせた。
最後、なんでもうちょっとって所であんなことするのかなぁ!!
それがもどかしかった!!
>|