「子供の恋路を親が邪魔すんじゃねぇぞこの野郎ォ!」
38歳無職童貞の盗撮魔と、蛇女の愛の話。
今作もやっぱり怖くない。別冊コロコロコミックの面白ホラー漫画路線。
完全にラブストーリー。純愛ではあるんだけど、傍目に見たらやばい人vsやばい人の構図でしかないのと、途中途中に挟まる犯罪行為の数々があまりにも下衆なので、工藤の言った「気ン持ち悪ぃなアイツ…」がこのお話のすべてになってくる。
ラブストーリーだからなのか、工藤が今までで1番熱血。「本人の口から出た言葉」をやたらに強調し、操られるような軟弱な意志はバットでボコボコに殴って鉄拳制裁。あとピッキングしてた。市川もひとり木刀担いでカチコミしたりして、なんとなく熱血だった。
でも今回結構好きかも。花子さんと口裂け女の次くらいに好き。1ミリも怖くないけどお話としてはまあまあ面白い。
隣のおばちゃんが謎の答えを全部持ってて、素直に全部話してくれる感じも大雑把で面白い。