ざきおか

ビーチ・シャークのざきおかのレビュー・感想・評価

ビーチ・シャーク(2011年製作の映画)
1.0
1~2分の間ちょっと眺めただけで、「あ、これはクソ映画だな」と思わせる見事なクソ映画。

チープなCG、ただ尺を稼ぐためだけの単調で無駄な会話、明らかにおかしいとしか言えない登場人物達の思考回路、どう見ても数十人しかいない島の存亡を賭けたフェスティバル、全く要らない餌枠の大学生キャラの掛け合い、サメ映画特有の安いグロ描写、無駄に砂を泳ぐ原理を説明しておきながら何故わざわざ砂を泳ぐ方向に進化したのかという根本は一切語られないサメ、そして安定の爆発オチ。

はっきり言って短所は挙げれば枚挙に暇がない。なので短所を挙げるのはこの辺にする。
因みに長所は、登場人物のジミーが(クズ過ぎて)いいキャラしてたことくらい。この憎めないキャラがいなかったら恐らく最後まで視聴できなかった。なので彼には感謝したい。

夏休み、友達と典型的なクソサメ映画を観て盛り上がりたいなら候補としてはいいかもしれない。
一人で観るとクソ映画と分かっていても苦笑いしか浮かばないのでお勧めはしない。そんな映画だった。

P.S. わざわざこんなに真面目な長いレビューを書いたのは友人に頼まれたからで、本来ならこういうレビューは無粋だと思われるようなタイプの映画なので、もし気分を害する人がいたなら申し訳ないと先に謝罪しておきます。
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