てるる

ドム・ヘミングウェイのてるるのレビュー・感想・評価

ドム・ヘミングウェイ(2013年製作の映画)
2.8
ヒゲ面ジュード・ロウが延々とイチモツ自慢を続けるオープニングからなかなかの衝撃!
しかも場所が刑務所なもんだから、相手は当然男…

主人公は凄腕の金庫破りで大物マフィアの身代わりに12年刑務所に入っていたドム。
その間に妻とは離婚、それどころか病気で亡くなってしまい、娘とも疎遠。
腕っ節は強いけど女好きで酒癖サイアクなクズ野郎が娘との関係だけは修復したくて…。

基本イケメン役が多いジュード・ロウが、お腹でっぷりハゲ、更に真っ裸でモザイクかかってるよ!なシーンもあったりして、急にどうした?て心配になるくらい変な役は一見の価値あり。

でもなんか話にあまりまとまりが感じられない。
大物マフィアとの関係も中途半端、元ライバルギャングの息子とのいざこざも中途半端、肝心の娘との関係修復する過程もイマイチ…ラストのオチも微妙。
それなのに何故か不思議と嫌いじゃないんだよなぁ。

とりあえずジュードファンはちょっとした覚悟を持って観たほうがいいかも。
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