「なに栗毛だよ…」と呟きたくなる様な仲良しオッサン２人の珍道中
「コーヒー&シガレッツ」といいスティーブ・クーガンは若干嫌なヤツってのは最早パブリックイメージなのか？
そんなスティーブと旅するロブは隙あらば会話にモノマネを捩じ込んでくるキ…変わり者だったからさあ大変！
２人のモノマネ合戦（ジェームス・ボンド、マイケル・ケイン、メル・ギブソンetc…）はそのモノマネの精度よりも、お互い「そうじゃない。こうだ！」と披露しあって結局毎回スティーブが吹き出してしまうといった場の空気こそが可笑しい（微笑ましい）
仕事、プライベート共に壁に直面しているスティーブが皮肉を言いつつもロブの存在によって幾分救われている事が良くわかる（ロブは仕事も順調で家族にも恵まれている。この事がラストのビターな余韻に繋がる。）
コメディ調のバディムービーの王道な関係なのだが、ノンフィクションの様な設定のせいか新鮮に感じた
自分には果たしてこんな風に旅ができる友人がいるだろうか
