このレビューはネタバレを含みます
すごくフランスらしい映画だと思った
撮影・構成からものすごくアデルに感情移入してしまい、苦しくて涙が出た
特に終盤のエマから別れを告げられるシーンは、アデルとしては不本意によっての行動であったのに“もう遅い”の一点張りで別れることになってしまった。
あの頃のアデルは寂しさゆえに異性と体の関係を持ってしまっていたから、完全なレズビアンであるエマとしては許せなかったんだろうな。
結局アデルのセクシュアリティはバイなんだろうなー。でも作中ではアデルにしか恋愛感情を持たなかったから、当てはめるのが難しいけど。
2人の周りには様々なセクシュアリティや思考の持ち主がいてさぞ刺激的な日々なんだろうな〜と思った。
やっぱり2人の出会いのシーンがものすごく好き。青く染まっていくアデルもいい。
ただ一つ疑問なのが、原題を直訳するとアデルの人生なのに、英題と日題は全く違うものになったのはなんでだろう。いい題名だと思うけどね。