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アデル、ブルーは熱い色のはーのレビュー・感想・評価

アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)
5.0
これをレズビアン映画と呼ぶのは勿体無い気がする。同性愛の物語は試練がつきものであり大袈裟になりがちだけど、この映画はあくまでも初恋ゆえの悦び、苦しみをリアルに描き出している。
演技とは思えない素晴らしい演技。役者の匂いが伝わって来るようだった。
そんな演出の中で、役の内面から溢れ出る言葉がとても興味深く、バスの中での会話、パーティーでの会話、家庭での会話、どれも本当に惹きつけられる。
少女の青春から自立を見事に切り取った3時間だった。
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