欲望の先
何に惹かれて、誰に惹かれるかなんてわからない。
ただ真っ直ぐに好きなだけなのに、遠回りも寄り道もする様子がとても良い。自分事みたく苦しいけれど。
顔のアップが多いけれど嫌な感じに疲れないのが不思議。
知性と感性に刺激された相手からはそう逃れられないのだ。
変化になんて対応できないし、それに気づいてほしい。
わがままで、自分勝手で子供じみた感情で溢れているのに、一緒に揺らいでしまった一作。
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一瞬すれ違っただけで、夢に出るほど心を奪われた相手と偶然再会した。ミステリアスな彼女に魅了され、初めて愛の歓びを知っていく。