ゆき

夜明けのすべてのゆきのレビュー・感想・評価

夜明けのすべて(2024年製作の映画)
4.0
平等に訪れる朝と夜

ふと変化を与えてくれる人の偉大さとありがたさにしみじみした119分。
原作未読。文字で受け取るとどうなるのか楽しみ。
寄り添うって簡単そうで難しい。理解することはもっと難しい。
たわいもない会話に救われて、「なんか居心地がいい」に近づいていく感覚。恋愛とは異なる親近感という感情がとても愛おしかった。
自分を嫌悪する時期を超えさせてくれる人とそれぞれの良さを味わう関係を育てていけたら、そんなことを思う良い余韻の一作でした。
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PMSに翻弄される藤沢さん。同僚の山添くんに怒りの矛先を向けてしまったある日から二人は互いに抱えていることを共有していく。
ゆき

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