みきぴん

嗤う分身のみきぴんのレビュー・感想・評価

嗤う分身(2013年製作の映画)
3.8
まずこの映像と音楽
世界観に驚く
テリー・ギリアム の「ゼロの未来 」や「未来世紀ブラジル 」を彷彿とさせる
太陽光の全く当たらない世界

コンピュータや電話機が
レトロなのか未来なのか不明な
スチームパンク な様相さえ漂う
主人公の職場
(だいたい…いったい彼らは何の仕事をしているのか?)

流れてくる音楽は
日本語で歌われる
坂本九の「上を向いて歩こう」や
ブルーコメッツ の
「ブルーシャトー」などの
昭和歌謡

そんな中
ジェシー・アイゼンバーグ 君が
自身のドッペルゲンガー と
激しく揉める……という

不思議面白い映画😅✌️

ドゥニ・ヴィルヌーブ の
「複製された男 」にも似てるけれど
こちらの「嗤う分身」の方が
弱気で内気な自分が
そんな自分から脱却していく
という青春もの(?)😅

あ!
ちょっとだけ
「リザとキツネと恋する死者たち 」も
思い出した🤔

ミア・ワシコウスカ が可愛い💕

なんと原作は
ドストエフスキー の
「The Double」
(「分身」もしくは「二重人格」と訳されているようです)

そんなこんな感じの作品が
お好きな方は是非😍‼️
みきぴん

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