ちぃ

インセプションのちぃのネタバレレビュー・内容・結末

インセプション(2010年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

★3.4 私の知ってるジョセフゴードンはこの顔だ。この前見たLOOPERの彼は顔が違った。インセプションから2年しかたってないのにな。

インセプション、1回見たことあるけど評価してなかった。何がどうって難しすぎて理解できてないのが本音。しかもTVでやっててドリームインドリームの階層まで説明してるのにそれでも意味わかんなかったし、その時は。また二の舞にならないように一度設定等おさらいしてから見てみた。
よく考えたらきっとおかしなとことかあるんだろうけど、設定についていくので精一杯。
夢にとらわれてしまったコブの妻のモル。現実か夢かがわからなくなって自殺してしまう。モルをいつまでも生かしておきたいコブの夢にはモルがいつも現れる。なぜモルにそんなに呼出するのか私にはわからないが、愛し合ってればそんなもんか。結果、モルはコブによって殺されたことになり、アメリカの地に降り立つとコブは警察に捕まってしまう。アメリカに残してきた子供たちに会うことを目的として仕事を引き受ける。
これを文字に起こせというのは無理な話で、とにかく夢の夢の夢の中に入っていく。
終わりにはミッションは成功した風。最後コブは子供たちに会う。夢と現実を区別するのにつかわれるコマ。テーブルの上のコマは回り続けるのか。(回り続ければ夢、倒れれば現実)そこで物語は終わる。
クリストファーノーランは言う。コマが回り続ける、止まるが問題ではなくコマの存在などどうでもいい、今をこのときを生きようとコブがしたことが重要だと。
本当にその通りだと。夢を設計できるなら自分が望んでいる設定が来たらそれを現実として受け止めたっていい。自分がそのエピソードでいいと受け止められる、満足できるのなら。
ノーランの映画、難しい。シャマランよりは全然いい。
ちぃ

ちぃ