はちみつ小町

インセプションのはちみつ小町のネタバレレビュー・内容・結末

インセプション(2010年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

レオ様の繊細かつ豪胆な演技を堪能出来る作品。現実では、25歳以下の女性としか交際していないのに、作品の中では妻も子どももいて、それを違和感なく演じているのが凄いと思った。妻への深い愛情が伝わってきて胸が痛くなった程。

渡辺謙も凄かった。日本人の役者は、発音を指摘される事が多いみたいだけれど、結構な長尺で出演していた。

意外とキーパーソンだったのが、ジョセフ・ゴードン=レヴィットとエリオット・ペイジ。プロジェクトの重要なファクターを任されていた。ジョセフ・ゴードン=レヴィットに関しては無重力空間での戦闘シーンも見応えがあった。(どうやって撮影したんだろ?)

最後にマリオン・コティヤール。美しさと狂気を混ぜ合わせた演技なら、この人の右に出る存在はいないのではないか。作品の中では、コブの記憶が作った存在という設定だけれど、非常に生々しいと言うか、生きている人間の存在感があった。

兎に角脱帽。