ダスマンくん

インセプションのダスマンくんのレビュー・感想・評価

インセプション(2010年製作の映画)
4.2
夢の中に入り込み、発想の種を植え付けるという設定が見事。ターゲットにインセプションを行うという以外に、コブとモルとの物語が絡んできて、最後に1つに交わるというストーリーも素晴らしかった。これはさすがノーランの仕事といった感じだろうか。
夢の中というなんでもありな世界を主軸としているため、ダイナミックな映像も楽しめた。また、夢の中で夢に潜り、その夢の中で夢に潜るという重層的な構造によって、ミッションを遂行する時間的な切迫感を演出しており、ハラハラさせられた。
エンターテインメントとして非常にエキサイティングな素晴らしい作品だと感じた。

※蛇足だが、一番最初に日本語が聞こえてきて、「字幕版で観たかったのに間違えて吹替版で観てしまったかな?」と思ったら普通に最初日本人が日本語を喋っているだけだった。これインセプションあるあるじゃない?
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