シギ

インセプションのシギのレビュー・感想・評価

インセプション(2010年製作の映画)
4.5
他人の夢に侵入して機密情報を盗むプロ達が、ある人物からの依頼で、危険なミッションに巻き込まれる話。

10年かけて練りに練られた脚本と、
夢の世界の不思議な映像、
そして何よりラストシーンの最高さで映画界のトップに君臨する映画。

ディカプリオ主演で、
カッコよくて演技が上手いので、
難解ながらもずっと見ていられる。

今見ると、一人一人がハリウッド主役級の、壮々たる面子の映画。

何回見てもカフェが爆発するシーン好きやわ、なんか綺麗よね。

他にも回転する廊下や、道路を爆走する電車、騙し絵のような階段、押し寄せる洪水など、インパクトの強い夢の世界のシーンが目白押しですが、そのほとんどがCG無しなのが凄いです。

セル版を買うと舞台裏の苦労が垣間見えます。


そしてとにかくラストなんですが、
視聴者に委ねる系なんですよ。

グッドエンドにもバッドエンドにも見えるんですけど、みんなで「頼む!倒れろ!俺たちをグッドエンドに連れてってくれ!」という気持ちで応援しましょう。

インターステラー、インセプション、ダークナイトを通ってしまうと、もはやノーラン信者になって抜け出せなくなります。
シギ

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