やっほ

祖谷物語 -おくのひと-のやっほのネタバレレビュー・内容・結末

祖谷物語 -おくのひと-(2013年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

まぁいいや…とは終われない大きな“?”を残して終わった…。どう受け止めれはいいのだろう…。時間の長さはそのまま時の流れを“思い”を表しているのだろうか…都会とは違う。走る彼女、じいっとしたお爺(ーー;)けれど生えるかな⁈勝ち負けに拘るのか、都会に出て行くのか残るのか、共存し自然のままに生きるのかその判断の難しさを表し観る者に現実世界での選択肢を問うているのだろうか。・・・それで終わりではなかった。突然独り歩きするかのような“転換”はあまりに意外で現実味がなく混乱しているうちに対極の地へと変わっていた⁈“穢れ”の無かった彼女はどうなってしまったのか…滴り落ちる水道水が印象深い。ただ“浄化”への思いを捨て去っていない姿が黙って応えない態度がお爺と重なる。此処でもまかり通る“強者”の“穢れ”はあの地と同じ暗い“トンネル”のようだ…。また此処に居るはずのない“者”が何故か見守り異を唱えているかのような“不思議な光景”は現実なのか分からなくなった…。
少し振り返って見たけど作品の意図が掴めないまま“トンネル”に入ってしまった…光はまだ見えて来ない…(苦笑)
ネタバレ扱いにしておいてレビューで答えを探そう…
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