JunkoNABETA

アクト・オブ・キリングのJunkoNABETAのレビュー・感想・評価

アクト・オブ・キリング(2012年製作の映画)
4.0
事の真相、歴史の真実。そんなものは誰にも定められない。

何を思ってそうしたのか、それは本人の意思なのか?……いや意思ってなんだ?その人の人格に基づくものなのか?それとも社会心理学的なところで、権威に従い、役割を演じただけなのか?加害者は真の意味では時代の被害者なのか?それはただの哀れみで加害者はやはり加害者なのか?

そんなことを、なんだか考えさせられた。はたして彼らは悪なのだろうか。じゃあ戦時中に戦地に行った私のおじいちゃんも悪なんだろうか。答えは出ないけれど、そんな歴史があったインドネシア。
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