バッドマンのアメコミの要素が微塵も感じられないほど、これはニューヨークの話と言われても信じてしまいそうなほどにナチュラル。喜劇と悲劇は表裏一体、まさしく主観なのだと納得してしまう。暗い話ばかりなのに急>>続きを読む
どこ出身でも楽しめるB級映画、と言いつつ千葉出身の自分としてはやっぱり千葉目線で観てしまう笑。色々と各所(埼玉や千葉だけでなく群馬茨城西葛西も)ディスりまくってるもののテンポよく仕上がっていると思う。
とにかく絵が美しい。よく知っている新宿御苑が別世界で、樹々は艶めき、雨が土が匂い立つのが伝わってくるビジュアル。
ストーリーは特にないかな……それとも特にないと感じてしまう自分がもうダメなのか……純>>続きを読む
事の真相、歴史の真実。そんなものは誰にも定められない。
何を思ってそうしたのか、それは本人の意思なのか?……いや意思ってなんだ?その人の人格に基づくものなのか?それとも社会心理学的なところで、権威に>>続きを読む
吹き替え版で。MISIAを起用できたことが吹き替え版の成功ポイントだと断言できる。1人だけズバ抜けてうまい。
アカデミー賞が飛びついた才能と狂気、というのは作品だけでなくこのドラマーと指揮者の2人のことも言うんだろう。崇高で奇跡のジャズを求め、獣のような狂気を見せる指揮者。そのレッスンに耐え、挫折するドラマー>>続きを読む
マンガ原作で楽しめる細かいところにあるパンチの効いた宗教ネタが身を潜め、万人向けするほのぼのアニメ映画になっている印象。映画ということで無理に盛り上がり箇所を作り、感動話にされちゃっている感があった。
普段ゾンビ映画を観ない私は最初ずーっと戸惑いっぱなしで……どうオチつけんのこれ?みたいな感じ。でも進むにつれて、ああこういう組立ね!と。最後は鏡合わせのような気分になりました。これはこれで楽しくていい>>続きを読む
一貫性があって映像がダイナミック、最後にはヒューマン感動もの扱いになっていてハリウッドっぽいなぁと。ゴジラの役割がただの天使で、日本の怪獣対決ものの構図でした。
もはや異文化みたいな気分になった(笑)薔薇背負いすぎ、楽しい。
最後の台詞がかっこよすぎて惚れ惚れ。勝さんの演技、表情というか皮膚の動かし方。台詞なしの静かなシーンすら痺れる。
「自分を抑えて人の面倒を見る長女」と「可愛がられてきて甘え上手でわがままな末っ子」というステレオタイプなキャラクター達。長女タイプの人は共感するのかもしれない。ラストのずらっと並んだドレスが鮮やか。
なんでこうも痛いのだろう。彼らが限定的なのか、そもそも生きることが痛いのか。絶望、光。泥にまみれて盲目になる、泥まみれ、汚れて、でも泥はいつか流せる。泥を流せば拡がる。
私から見たら「え、なんでそうなっちゃうの?」な考え方・展開ばかりだけど、色んな考え方の人がいてみんなそれぞれの人生なんだなって思える。アップテンポで衣装も楽しい。
ややベタな展開で長いのはご愛嬌!今のインドでテンポよく音楽よくボリウッド!all is well(*´꒳`*)
結局みんな自分のことしか考えてない辺りが滑稽で、カメラワークの美しさや俳優陣の演技との対比で興味深い。ストーリーは大した内容じゃないし、肉体的な表現は意外に少ないんだけど、なぜか目を離せなくなる映画。
当時流行ったけど観てなかったなぁと思い鑑賞。
キャストは豪華、着メロもいい。ただ設定が曖昧。動機というか、過去の話とのリンクがいまいち。おかげでラストもいまいち。途中虐待の話を出すならもうちょっと拡>>続きを読む
この映画がブータンで大流行し、ブータンの若者が徒党を組んで決闘、みたいなのがブームになった。とブータン人に言われて鑑賞しました(笑)
当時所詮ブームの映画なんでしょうと甘くみてたけど、格好良かった!途>>続きを読む
13年ぶりに鑑賞。当時は原作のイメージが強く残ってたから微妙に思えたけど、久しぶりに観ると違い込みで割とよかった。小気味好い位に人がばんばん死んでいく。監督含め演出が良い。心理描写は原作派かなー。
欲しいものを全部手に入れようだなんて虫がいい話なんだろう、火の手が広がるように心に広がっていく。にしても小花花魁の最期が壮絶、鬼気迫る演技、つらい。