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ホドロフスキーのDUNEのisopieのレビュー・感想・評価

ホドロフスキーのDUNE(2013年製作の映画)
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2014年4月17日(金)新文芸坐。

『七人の侍』の志村喬よろしく、〈魂の戦士〉を求めてL.A.からパリ、ニューヨーク、ロンドン、スイスと世界を駆けるホドロフスキーの冒険。

集められた顔ぶれは、ジャン“メビウス”ジロー、ダン・オバノン、クリス・フォス、ピンク・フロイド、H.R.ギーガー、サルバトール・ダリ、オーソン・ウェルズ……というドリーム・チーム。
彼らとの縁(えにし)をまるできのうのことのように語るホドロホフスキーは奇人のイメージから遠く、人たらしで情熱的でじつに魅力的。

代わりに実現させたデイヴィッド・リンチの『砂の惑星』を観て「ひどい駄作だったよ!」とうれしそうに語るときの表情に笑った。
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