永遠にシビアな雰囲気が漂ったズッシリ重い映画(-_-;
それぞれのキャラクターの心理や関係を生々しくうつしていてすごい。亡くなった息子のギョームがゲイであることを知らない母親、それを隠し通そうとするサイコな兄フランシス、恋人の葬儀にきて兄に洗脳されるトム。
フランシスは母親を喜ばせたい、好かれたい一心でトムを暴力で洗脳し、ギョームの代わりをさせてるように思えました(-ω-;)
なんかこの映画が伝えたいことはほとんど理解出来てないかもしれないけどズシッときたしすごい深いなと思いました。
というかこの映画の監督、脚本、主演を勤めるグザヴィエ・ドランは現在27歳だそう…つまりこの映画をとったときは24歳、、?末恐ろしい…よくこの若さでこんなに重くて深い映画が撮れるな^^;
しかも演技までするなんて…
この監督の映画は初めて観ましたが他にも名作と名高い映画ばっかり撮ってた…『Mommy』、『私はロマンス』、『マイ・マザー』などなど全部まだ観てないけど高評価な作品ばかり。27歳でこんなにも活躍してたらどうなっちゃうんだろう…ていうかこの人何歳から映画撮ってるんだろう…
こういう人を天才って言うんですね(^^;)
彼の他の作品も観てみたいと思います。