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トム・アット・ザ・ファームのdskのレビュー・感想・評価

2.6
才気走っている、というのは褒めるときに使うのだったか。荒っぽくても、とにかく表現したいものがあるとゆうタイプの映画。お膳立て通りに、”アメリカ合衆国”をめぐる政治劇と受け取って、それらしい感想文を書くことも可能だが、それでは少し凡庸すぎて誰もこの映画のことを記憶しなくなりそうだから、むしろシンプルに、このように受け止めた方が、この映画の荒っぽい作り方にふさわしいように思う。現代において個人間のあらゆる愛や暴力は、アメリカ合衆国的なものと無縁ではいられない、いわんや男性の同性愛においてをや。
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