Yuto

トム・アット・ザ・ファームのYutoのレビュー・感想・評価

3.1
あまりに想像する余地が多すぎて、、、
少し人とは違う愛し方しかできないお兄さん、息子から離れられないお母さん、どちらも世間の目からしたらはぐれもので関わりたくないわけで。
最後のお兄さんには同情した、一人で生きる強さを持てる人間なんてほぼいないのに、無理にしようとしなくていいのに、寂しさの音が漏れ出てたなぁ。
のっぺらぼうとして最初描かれることにはどのような意味がこもっていたのだろうか、信号が青になる意味って何だろうか、牛の死とは何だろうか、、
命の終わりがあまりにもあっけないのに、それが残す冷たさを感じる作品でありました。依存すること、マイノリティを認めない村社会、閉鎖的な生命、感じることはたくさんある。
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