しりたん

大脱出のしりたんのレビュー・感想・評価

大脱出(2013年製作の映画)
2.0
原題:ESCAPE PLAN


刑務所から脱走する事が得意と言う変り者レイ(シルベスター・スタローン)は、セキュリティー・コンサルタント
でもある。脱走経験を活かして刑務所の弱点や、どの様な刑務所が脱走しにくいか?を著書する。
ある日、CIAとからみのある弁護士がレイの元を訪ねてきて、
某刑務所に潜入してほしいと話を持ち出す。
一緒に話を聞いていたレイの仲間は不安を隠しきれないが、引き受けるレイ。
潜入当日、段取りとは違う進行でレイは拉致されてしまう。
レイは緊急時のコードを刑務所長に告げるも話がかみ合っていない。
レイの仲間が調べ上げた結果、レイの居場所は通称“墓場”と
言われている脱出不可能の刑務所だった。
新入りで入ってきたレイにやたら親切に接してくるロットマイヤー(シュワ)が目の前に現れる。
とにかく脱出するためにロットマイヤーと手を組むが、刑務所の作りがレイが著書したものと同じ作りをしている事に気づく。
罠にハメられたレイは自分が作り上げたと言ってもおかしくないであろう脱出から脱出できるのか?

『エクスペンダブルズ』でも2人共演ではあるが、主要出演者が
多いので出番があまりないと実感している私です。
やっと共演を果たしたと言っても良いであろう今作。
しかし盛り上がりはしなかった・・・( ´・ω・)y─┛~~~oΟ
シュワ、スタローン、2人がノリに乗っている時期の映画を
色々観てきて、他にも色々なアクション映画を観ている私にとっては80年代のノリで作られてしまった感が漂っていると実感。
その為、やや臭い演出が目につく。
スタローン67歳、シュワ66歳。この歳で筋肉バカな体を維持し、
未だに身動きある映画に出演しているのは素晴らしい。
しかし盛り上がりに欠けてしまう。ちなみに中盤眠くなりました。

主役級の2人共演ですが、スタローンの方がどちらかと言えばメインです。
刑務所内医師役に『ジュラシック・パーク』でお馴染みのサム・ニールがいたのが意外だった。
劇中、衝突しあう囚人ジャベッドは良かった。
ジャベッド、おいしいキャラだったと思うのは気のせいか?w
シュワ演じるロットマイヤーが、なぜムショに入っているか?
この説明は所々会話に出てくるが、話が今一分からず。
最後にネタバレされるがこれも分からず・・・。

何個か気になった箇所がある・・・
銃撃戦の中をかがんでスイスイ移動しても1発も当たらない某主要人物。しかし誰かさんは、そんなに激しくない銃撃戦で見事銃撃で倒れてしまうのはいかがな物か?これ、80年代のノリですね。
刑務所の全貌がチラシ(日本版だけ?)、予告編で分かってしまう。
これってネタバレなのではなかろうか??
グラサンかけているスタローンが今作でちょこちょこ見れますが、井上揚水に見えてきた自分がいる。ちなみに菅奈月の方の(ぁw
色々な映画を観ている自分にとっては今一な結果になりました。

ちなみにシュワの囚人役はこれが初かとおもう。
スタローンは『ロックアップ』があります。
ついででカート・ラッセルと共演した『デッドフォール』。
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