Rin

7番房の奇跡のRinのレビュー・感想・評価

7番房の奇跡(2013年製作の映画)
5.0
7番房の仲間との轍、ヨングと6歳の娘の仲睦まじい様子を見るたびに胸が苦しくなるけれど、コミカルで笑えるシーンも散りばめられていて、いかにも韓国作品らしさが溢れる感動作。

望みはハッピーエンドではなく、ハッピーエンドレスな日々へ。 看守らには温かさは『グリーンマイル』のようであり、房の仲間との日々は『ショーシャンクの空に』の結束感で、苦くも濃いかけがえの無い日々に。

愛や友情に正義など、あらゆる目線からの感情を繊細に描いていて心が揺さぶられすぎてしまったな... 権力に潰されない世界が欲しい、賢さとは時に優しさを、時には傲慢を育ててしまうその表裏一体な宿命が寂しくて、儚くて、とても悲しかった。

貴方に出会えてよかった、
そんな貴方にいつかなれるかな。
Rin

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