オアシス

7番房の奇跡のオアシスのレビュー・感想・評価

7番房の奇跡(2013年製作の映画)
5.0
泣かずにはいられない。
ラストのイェスンとの別れ。本当は別れたくない、ずっと一緒にいたいというのがずんときた。
あの長官はなんだったんだ。あんな奴がいたらやばすぎだろ、矛先は目を離した母親?妻?に向けるべきだ。
失った悲しみをヨンスのせいにするのは見当違い。サイコでしかない。

ただ現実問題、課長夫妻に引き取られて育ったのはイェスンにとっても、息子を失った課長不在にとっても良かった。
そして刑務所の仲間たちにも救われた。それこそヨンスと接した人たちはヨンスが純粋無垢でイェスンのことしか考えてないってことを理解してた。看守でさえも。

弱者への仕打ち、軽んじる傾向よくないよなぁと考えさせられた。

冒頭にも書いたが泣かずにはいられない。号泣だ。