mij

7番房の奇跡のmijのネタバレレビュー・内容・結末

7番房の奇跡(2013年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

TikTokのまとめで流れてくるから、ずっと見たかった作品。案の定号泣。

親子の作品且つ知的障害の親の冤罪なんて泣ける要素しかないし、暗い作品なのかと思ってたけど、7番房の仲間達のキャラクターと、皆んながヨングとイェスンを通じて、協力したり変化したりしていく様子がおもしろくて、暖かくて、元気をもらえる。

作品始まってすぐに刑務所に入っちゃったから、え???家族の絆的要素が少ないままだけど?と思ってたら、イェソンが刑務所に忍び込むなんて予想外じゃーーん。現実離れしてるけど、許せる、なんなら不謹慎かもしれないけど刑務所の中のドラマを私も入って体験してみたいと思うくらいだった。

ただ、事件の内容が胸糞悪すぎる。折角みんなで協力して、奇跡が起こるのかと、疑いもしなかったのに、、権力で刑務所に入れるだけでなく、脅迫だなんて最低すぎる。同じ父親でしょう。警察のトップなら事故だってわかっているものじゃないの?権力は私利私欲のために使われるべきじゃないでしょう。そこにフォーカスするとモヤモヤが止まらないけど、判決後にヨングがイェソンの為に感謝をする姿を見るとどうしようもない気持ちになる。個人的には、ヨングが自白してしまった時に、課長さんが取り乱してた姿も普段とのギャップで印象的だった。

映画だからサクッと見れるし、これは何回でも見たくなる。自分が親になった時、絶対もう一度見よう。
mij

mij