香川敦史

それでも夜は明けるの香川敦史のレビュー・感想・評価

それでも夜は明ける(2013年製作の映画)
3.6
昨日までバイオリニストとして生活していたソロモン。目覚めると彼は錠に繋がれ、奴隷として売り捌かれていた。
アメリカという自由の国の悲しい歴史。奴隷制度の残酷さや悲惨さは認識していたつもりだが、こうして観るとやはり怒りが込み上げてきた。いまでこそ、奴隷という考え方が非人道的であるということは周知されているが、かつてはその概念さえ持たない人々がいたということに驚いた。神から見れば白人と黒人の差などない。
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