セガール幹事長代理

バカ昔ばなしのセガール幹事長代理のレビュー・感想・評価

バカ昔ばなし(2011年製作の映画)
2.0
『先が読めない』って映画としては誉め言葉だけれど、何事にも例外は存在する。
本作は良くも悪くも予測不能である。

それぞれの物語の設定は面白いので、いちいちどんな話運びで、どんな強烈なオチが待ち受けているのか期待してしまうんですが、共通して老人の肛門に匹敵するユルさで肩透かしを食らう。
エロい店かと思って入ったら健全なマッサージ屋で、メニューに無い特殊なオプションの有無を確認したら軽蔑された、そんな感覚に陥ります。

もともとは人間には金玉が8つあって、色々あって1つになり、金玉のシェアをしたら男と女が生まれた、ってストーリーはお気に入り。
終電を逃した深夜のファミレスで披露すれば、1分半ぐらいは皆が笑顔になれる小話だと思う。


心が疲れてる人におすすめ。