トラヴァース夫人が生きる爆弾みたいで終盤までキツかった。ただ、所々挟まれる回想シーンによってメリーポピンズが出来た背景も見えてきて心に来るものがあった。20年権利を断ってきたのに今更ウォルトのところに現れたトラヴァース夫人も何かと戦ってきたんだね。
ウォルト達も諦めずにいろいろ挑戦するのも良かった。終盤のシーンは少しだけ目が潤った。お金目的だったらこんなに頑張れないよね。
原作の映画化って今では漫画の実写化失敗みたいに原作の世界観を壊すようなことがよくあるから、原作者が映画化に強く意見言いたい気持ちもわかる。トラヴァース夫人はメリーポピンズの原作者であり一番のファンなんだろうな。
結果論かもだけどメリーポピンズはディズニーで映画化されて良かったと思う。ディズニーの世界観と合ってるから。
この作品は予めメリーポピンズ観てないとピンとこない気がする。