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大統領の執事の涙のYOONのレビュー・感想・評価

大統領の執事の涙(2013年製作の映画)
4.0
キング牧師が白人のために仕えるバトラーたちのことを「彼らは黒人のイメージを変えるのに大きく貢献した」って話してたのが印象的だった。献身的な働きぶりや高い教養は、支配者である白人に従順するための手段であったんだろうけど、結果として、黒人コミュニティから白い目で見られていたバトラーたちが黒人へのイメージを改善した、という視点は流石だと思った。セシルは晩年、公民権運動の中心にいた息子にこれまでの彼への態度を謝っていたけど、セシルも黒人コミュニティに大きく寄与してると思った。
オバマが当選したときのシーン、思わず泣いてしまった。
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2024年20本目
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