余命30日と言われながらも入院はせず、未承認の薬を片っ端から試すロン。
最初は命への貪欲さだけだと思っていましたが、それをビジネスに発展させていく所が素晴らしい。自分の体を使った研究を、それだけでは終わらせない、そのパワー。
そして、あんなにゲイを嫌っていたロンが、いつの間にかレイヨンの事を友人として心配したり、レイヨンもクラブの為に現金を用意したり、心を通わせる2人に胸が熱くなりました。
ロンのした事は違法とされたけれど、彼のおかげで現在のHIV治療の発展があるのだから…法律ってなんなんだろう。