さく

ダラス・バイヤーズクラブのさくのレビュー・感想・評価

ダラス・バイヤーズクラブ(2013年製作の映画)
3.9
エイズ=同性愛者の病気と揶揄される1985年・テキサス。生粋の女好きカウボーイであるロンがHIV陽性の診断を受け、余命30日を宣告される。

そこからの快進撃。死ぬよ、って言われたら私はあそこまで戦えるだろうか。「病気?ふざけんな、生きてやる、クソッたれ。」生に対する執着が男気溢れていた。

ジャレッドレトの年齢不詳っぷりにはスースクで驚いたばかりだけど、レイヨンの危なっかしさといじらしさはぴったり。ロンの覇気がレイヨンを動かし、レイヨンがまたロンの生きる理由にもなった。

怖いものをものともしない勇気を、ちぎって投げ与えられたような気分。さながらぶっきらぼうなアンパンマンでした。
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