生まれてこのかたずっと埼玉県民の私。何もないし郷土愛もないけど居心地がいいというのは生涯感じてることなので、作品の結論としてそこに着地すること、心底腑に落ちてます。
そして学生時代ずっと武蔵野線ユーザーだったし、ネズミーランドに1本で行ける恩恵にいまだに預かっているので、路線のくだりはフィクションだと分かりつつも胸が熱くなりました。
今回は小ネタ的な意味で言えば関西勢の方がどっと笑えた気も。ただ、メタ的な笑いも自虐もスケールの大きさも全部おもしろいのは俳優陣の気迫によると思うので、その点も前作に引き続き最高でした。
今はそれぞれ住む場所も境遇も違う地元の幼馴染と、地元の映画館で観られたのは端的にエモかった。