カックラキンth

オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主のカックラキンthのレビュー・感想・評価

3.6
霊だったり、「ボダッハ」と呼ばれる不吉な存在だったり、世界設定を解説しながら話は進んでいきます。ちょこちょこ笑わせようとしているのも、ハリウッド映画ぽくて、良いと思います。
主人公のオッドが平凡な青年ぽいこと、彼女のストーミーが普通の可愛さであること、署長が良い味出している風なところ…。どこか平凡さが漂っているのが、良いと思います。
何度も怪しい男の家に行くのは非現実的ちゃうかと思ってみたり、ホラーな演出に毎度ドキドキさせられるのはそっち系が苦手な私としては心臓に悪いと感じたり。
ラストシーンが印象的でした。そのまま良い感じで終わるのかと思いきや…。あれはあれで、良いと思います。
ピコムンドの町を出て、オッドが向かったのは何処なんでしょう?アメリカ人が見ればあの遠景の町並みだけで察することができるのでしょうか?