カックラキンth

オッペンハイマーのカックラキンthのレビュー・感想・評価

オッペンハイマー(2023年製作の映画)
3.6
米国公開当時、バービーとのポスターが不謹慎だと話題になっていました。それはそれとして、どんなものかと思っていたので、観に行ってきました。
良かったのです。一人の科学者としての苦悩が描かれていたと思います。原爆だけでなく、その後の内省やその身に降り掛かった出来事が描かれていたのは、当たり前だけど、それぞれの人にそれぞれの人生があるのだと感じました。とりわけ、オッペンハイマーに関する知識が「アインシュタインと対立?した」位の私にとっては。
そう思ってみれば、対立したストロースにだって、主張はあったでしょう。映画の構造上そこを深堀りするわけにはいかんのでしょうが。
それにしても、こういう映画が描かれる時代になったのですねぇ。