ジャイロ

カモのジャイロのレビュー・感想・評価

カモ(1949年製作の映画)
3.6
🦆🍲

てっきりカモがネギしょってやってくると思うじゃないですか

違うの

ジムは記憶喪失なんです。気付けば裏切り者になってる。殺人容疑までかかってるし、恨まれてるなあ。これほど恨まれるなんて、よっぽどのことしてますよ旦那。自分だったら心が折れちゃう。

記憶にございませんと胸を張って言える特権

それが記憶喪失

もう過去が全然思い出せない

裏切り者ってことになってるけど、そんなハズは無いと思いこむことにします。だってそうでもしないと破滅まっしぐらですからね。だけど本当の所は何も思い出せない。もしかしたら本当に裏切ってるかもしれない。でもいきなりリーチかかってるところから始まるし、逃げなきゃヤバイ状況。とりあえず逃げろ💨

そこに謎の敵が現れます。



敵、大襲来

もう訳が分からないけど前に突き進むしかない

敵だらけの逃避行は先行き不安だらけ

無理だなあ。これは無理。絶体絶命の状況で記憶どころか意識も失ってしまうからこれはもう無理でしょう。

ここで自分の旦那を殺した容疑がかかっている人との、まさかのサマーバケーションが始まるから信じられない。どういうこと?普通そうならないよね。まあそこは奥さんの人を見る目を信じましょうこの際だから。

追われながら敵を追い詰めなくちゃならない。

無理とか言ってる場合じゃあない

そうするしかない差し迫った状況

それでもなんとか拙い手がかりを手繰り寄せ、真相に食い込んでいくジム

そしたらやっぱり罠が張ってあるのですよ。用意周到な罠が。ジムは、まんまとひっかかりそうになるワケです。まさにカモが…カモがネギしょってやってきてる🦆もはやカモ鍋待ったなし🍲

まあカモ猟なんですけどね🦆

初期のフライシャー作品。なかなかのサスペンスだったけど、やっぱり普通そうならないよねロマンスって。

〈みどころ〉
・普通そこ味方する!?あの状況で?納得いかない
・3対1の大立ちまわり
・謎の敵が最後のネタバラシまで全然わからない謎
・ウサギ顔🐇※

※思わず真似したくなるウサギ顔は、明日子供たちにやってみせようと思います。