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そこのみにて光輝くのごのレビュー・感想・評価

そこのみにて光輝く(2013年製作の映画)
3.6
性と罪悪感の醜悪さをスパイスにしようと思ったら、かけすぎて元の味無くなっちゃった作品

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函館の限界みたいな掘建小屋で限界生活を営む家族(認知症だけど性欲が衰えない父と酒浸り母)、それを水商売で支えるしかない池脇千鶴(しかもDV半グレ不倫相手もいる)


そして、かつての事故からPTSDを発症して何もできなくなってしまった綾野剛

それぞれが何かの重荷に苛まれて生きることを強いられ、さらに言えばその中でしか生きられないという皮肉を、どこまでも退廃的に描いている

そんな中でも救いとなる菅田将暉も、結局は暴力に身を任せてしまう

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酒、タバコ、セックス、暴力…自分のためか、人のためかで違いはあれど、結局僕らは何かに依存して生きていくしかない

逆に言えば、そうすることで僕たちはどこまでも生きている、そんな消極的かつ積極的な生を描いた作品
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