あぎる

アバウト・タイム 愛おしい時間についてのあぎるのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

THE 虎舞竜「ロード」ではないが「何でもないような事が幸せ」というのが、この作品の主題だろう。学校の授業で扱うことさえできそうだ。ちょっとエッチなシーンがあるけど。舞台がイギリスで、イギリス英語なのもいい。

タイムトラベルの設定がよくわからないのが難点。なぜ子供が生まれると父親に会えなくなるのか。精子のタイミング云々という話だったが、そんなことを言ったら、あらゆるタイムトラベルがその設定に接触する。射精が1秒遅れたら違う精子が受精するわけだし。精子は同じでも卵子のほうが別になる可能性もある。

「父親と会えなくなる」という話をつくるためのご都合主義だと思った。ただまあ、タイムトラベル自体が荒唐無稽なわけで、そこに目くじらを立てるのは滑稽だろう。
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